非推奨の警告の扱い

バージョンページの「非推奨になった API を書き換える」が「該当」のときに見ます。非推奨の API は、今のバージョンでは使えます(コンパイルは通ります)が、将来のバージョンで消える予定のものです。

警告を見つける

Maven:pom.xml の maven-compiler-plugin に次を足してコンパイルすると、使っている箇所が警告として出ます(確かめたら元に戻します)。

<compilerArgs>
  <arg>-Xlint:deprecation</arg>
</compilerArgs>

Gradle:build.gradle に次を足してコンパイルします(確かめたら元に戻します)。

tasks.withType(JavaCompile).configureEach { options.compilerArgs << "-Xlint:deprecation" }

Eclipse:「Problems」ビューの警告で、「〜は推奨されません」と出ている箇所です。

今回直すかの判断

状況 判断の目安
バージョンページで、より新しい候補ではその API が「消えた」になっている 今回直しておくと、次の更新が楽になる
移行先が簡単(名前の置き換えなど) 今回直してもよい
移行先の仕組みが大きく違う・テストの範囲が広がる 今回は直さず、記録して次の更新に回してよい

直す場合だけ、件数をバージョンページの「工数の目安」の G に入れます。直さない場合も、警告の件数と箇所を記録しておきます。

共通手順書の章

  1. 作業の全体像
  2. 開発環境と前提
  3. 作業前の準備
  4. 更新前の記録
  5. 利用箇所の調べ方
  6. 依存定義の更新
  7. IDE への反映
  8. 解決されたバージョンの確認
  9. コンパイルエラーの切り分け
  10. import の一括置き換え(javax → jakarta)
  11. 非推奨の警告の扱い
  12. 概算工数の出し方
  13. リソースの解放と入力の安全性
  14. ビルド・テスト・WAR の確認
  15. 他の JAR に同梱された複製
  16. 再スキャン
  17. 変更差分の確認と完了条件
  18. ロールバックと作業記録
  19. 検証環境等への配備